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my memories from 2006

昔の記事が恥ずかしい

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秒速5センチメートル 感想


秒速5センチメートル [Blu-ray]秒速5センチメートル [Blu-ray]
(2008/04/18)
花村怜美、近藤好美 他

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 名作と言われる「秒速5センチメートル」を鑑賞したが、私にはさっぱりだった。私の理解力が足りていなかったのだろうか。友人Aからは「神作品だよね~」、友人Bからは「泣いた(泣)種子島最高」と聴いていたのだが、実際に見るとどこが?・・・と感じた。その感想をツイッターで述べたところ、友人Cからは「それ名作じゃん」と一言。一体どこで見方を間違えてしまったのか・・・。私にはこの作品の良さがそれほど伝わってこなかった。

 まず最初に、この作品のよかったなと思った箇所を述べていきたい。この作品は電車や雪、風、バイクの描写にすごく力が入れられていた。要するに乗り物や天候の作画に力が注がれていたのだ。電車がカーブしている最中の車体の曲がり具合や、車窓から主人公が眺めていた雪の降る様子はよく描かれていた。また、コーヒー牛乳や駅の電光記事版などは、まるで本物をそのまま映像に差し込んだかのような出来栄えだった。最後のシーンの夜景や岡から眺める朝日のシーンも大変美しかったように思う。この作品、背景と美術に関してはトップクラスの出来栄えだった。

 次に私がなぜこの作品を理解し難かったのかを分析したいと思う。まず第一に、この作品はただ単に他人の人生のごく一部を覗いただけという印象がつよい。特に視聴者に努力、友情、勝利などの教訓やメッセージを伝えようという意思は一切なく、本当に当たり障りのない、誰しもがよく体験する可能性のある、人生のごく一部を描いていただけにすぎないと思う。始まりと終わりに特にインパクトがあるわけではなかった。まるで双眼鏡を取り外しして景色を見ていたにすぎない印象。これは和みや癒しといった意味では成立するのではないだろうか。うーむ。皆はこの作品に何を感じたのだろう。

 監督のインタビューが収録されていたので、それをじっくり聞いてみたところ、この作品を見る際には時間と距離に注目してほしいということだった。時間。例えば主人公が東京から栃木まで長時間電車に乗って行くシーンや、第2話のサーファーの女の子と主人公の心の距離が縮まっていく様子などを見てほしいとのことだった。なるほど・・・。私は長時間電車に乗ったことで、主人公が心に不安や焦り、悲しみを感じてるのではないか。待ち合わせ相手に対してすごく後ろめたさを感じているのではないだろうか、と登場人物の心理描写にアプローチしていた。しかし、監督は主人公が電車に乗っていた時間に注目しろと言う。・・・。なるほどこれではわからなかったはずである(笑) おまけに、この映画は短編10作品の内の3作を選抜して編集して1本につなげたものであるらしい。なるほど・・・。おかげで話の筋がつかみにくいと思った・・・。うーむ。この作品、一体どうであろうか。監督の言う見方も間違ってはいないが、私はどうやら監督にだまされてしまったようである。なぜか腑に落ちない。
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Comment

が  

ここがすごくいい!感動した!

とは思わず、作画や雰囲気が綺麗なアニメという印象。

時間の流れに注目してもやっぱり悲しい。
小説を読めば頷けるのかなーと思いつつも読んでいない

2012/08/18 (Sat) 21:22 | EDIT | REPLY |  

コカ  

No title

>がーくん
お久しっ!作画と雰囲気は美しいよね!
やはりシナリオ事態には感動したりってことはないのか。それだと確かに小説版のほうがしっくりくるかもしれないね。きちんとした本だろうし!!(=∀=)
しかし、実際に評価されているのは映画という不思議なんだよなぁ・・・。

2012/08/18 (Sat) 22:46 | EDIT | REPLY |  

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